全州動物園とドリームランドについて

全州動物園の歴史と紹介

全州動物園は1978年に開園しました。 思ったよりも本当に古い動物園の一つで、 地方では最も古い動物園の一つです。

全州動物園の公式ウェブサイト

1990年から2000年初頭まで、 全羅道から忠清道にかけて、 子供たちが全州動物園を見るために集まっていた思い出があります。

2002年には大田動物園(現在は大田OWORLD)がオープンし、 子供たちは大田OWORLDに魅了されるようになりましたが、 全州動物園は今も多くの子供たちが訪れている 有名な場所の一つです。

過去には典型的な動物園の姿で、単に私たちの中に動物を閉じ込めたものでしたが、2015年から2016年にかけて、動物のための施設を計画することから、動物たちが閉じ込められた場所が再編成され始めました。

動物のステレオタイプ行動について聞いたことがありますか?狭い檻に閉じ込められた動物が繰り返し檻をぐるぐる回ったり、意味のない自分の体を舐め続けたり、噛み続ける無意味で反復的な行動のことを指します。

過去には各動物の行動様式について理解がなく、単にケージに閉じ込めておけばOKとされていた時代があり、私の視点でも狭いと感じられるその檻に、大柄な動物たちを閉じ込めていたことがありました。

それから2015年から動物のための計画のもと、一つずつ施設を改築していき、現在では以前よりも広い場所で動き回っている動物たちを見ることができました。

動物たちの行動豊か化プログラムを導入して、動物たちにさまざまな刺激を提供する全州動物園はどのような場所なのか、今度見に行くことにしましょう。

全州動物園の料金と入場時間

全州動物園の料金は、大人は3,000ウォン、子供は1,000ウォンです。それ以外にも無料で入場できる対象があるので、参考にして遊びに来てください。

参考までに、夏と冬ではそれぞれ入場時間が異なりますので、注意してください。


私が訪れた時間は本当に早い朝で、人があまりいなくて空いていましたが、混雑する時間には無人券売機を利用しても構いません。ただし、割引対象の場合や団体で訪れる場合は有人券売機を利用する必要があります。

今回、全州に来て知ったのですが、全北ツアーパスというものがありました。比較的リーズナブルな料金で全北の観光地を利用できるパスです。興味がある方はぜひ利用してみてください。

全州動物園案内

全州動物園のドリームランドに関する案内

これから動物園に入ります。この道を進んでいくと、左側に遊園地で遊べるドリームランドがあります。私がよく訪れるブログの作家の写真構図からヒントを得て、この道で透視点の構図で写真を撮りました。

本当に晴れていて良い天気ですね。ドリームランドへ行く道には可愛らしい十二支の神様がいて、自分の干支に合った動物を見つけて写真を撮ることもできました。

十数年ぶりに訪れたドリームランドの様子です。実は、ドリームランドは現在運営が停止されています。2022年11月10日から今後のお知らせがあるまで、安全点検のため運営されていません。

動物園の石垣の小道を歩きながら、あの観覧車と青龍列車が回っているときは「今日も子供たちが楽しく遊んでいるんだな」と思っていたんですが、こんなに止まっている姿を見ると、残念です。

前にある回転するアヒルも、暑い夏に楽しく乗った思い出があります。早くドリームランドが安全点検を終えて再開されればいいですね。

全州動物園の動物に関する案内

休館中のドリームランドを後にして、動物たちを見に行きます。動物園は本当に広いので、どこから始めればいいか分からない親御さんや訪れる方々のために、おすすめコースを2つご紹介します。

一つは大きくて恐ろしい動物たちを中心に鑑賞できるコースです。

もう一つは先ほどのコースと似ていますが、小動物や草食動物に少し重点を置いたコースです。

私の個人的な意見では、2つのコースは参考程度にして、子供たちにはすべての動物を見せてあげる方が良いのではないかと思います。

インドゾウを見ることができるエリアです。以前は下の写真のように広くなく、その下には狭い場所に1頭のゾウしかいませんでしたが、いつの間にかこのような広い場所をまた準備していました。


歩いているとカバが見えます。昼間はカバは水の中にしかいませんが、今は目と鼻、耳だけ見えます。

ここで問題一つ出します。下にいる動物は何でしょうか?

正解は?!!

トラです。 本当に、野生でトラに出くわすと ネズミも鳥も知らない新しい 大変な状況になるかもしれないと思いました。 本当にうまく隠れている姿です。

十年前、トラの施設は ただの大きな隔離エリアに 数本の木と水しかなかったのですが、 今回新しくリニューアルされて、 あのようなトラが休むことができるスペースが たくさん整備されています。

下記のように、トラの森と呼ばれるスペースを作り、 トラの様々な行動を促進しています。

すぐ隣にはオオカミの森があります。 オオカミは活動範囲が200〜300kmに及ぶほど、 本当に広い領域を駆け巡る動物です。 しかし、ほとんどの動物園ではオオカミが小さいため、 適切なエリアに置いて飼育されています。

実際、オオカミが十分に遊ぶには 膨大なスペースが必要なんです。 私が見た動物園の中で、オオカミに最も広いスペースを提供していたのは スウェーデンの動物園でした。

幸いにも、全州動物園もオオカミのエリアを 以前よりも広く拡張して、走り回ることができるようになりました。

続いて到着したのは サバンナの森と呼ばれる アフリカの草食動物たちが遊ぶ場所です。

過去にはこの地域全体が芝生で覆われており、 敷物を敷いて遊ぶスペースでしたが、 今回の工事で、 こうして広い敷地にシマウマ、ダチョウ、ポニーなどを 放し飼いにする計画のようです。まだ工事が十分に進んでいない様子ですが、 完成したときが楽しみです。

ワシのエリアです。特異な事実として、鶏も一緒にいます。ワシは死んでいる動物の死体だけを食べる食性のため、鶏と仲良く過ごせると言われています。

以前は空きスペースでしたが、 今はサルのエリアに変わりました。 今は暑いので、サルたちは 隅に隠れています。

動物園を欠かせない存在、 遠くにライオンが見えます。 でも、あまりにも怠惰な感じがしますね。

まさに怠惰の王、ライオンらしく 横になってゆっくり寝ています。

他のエリアでは 皮膚病を患っているライオンを 隔離して治療中です。 こうして一つ一つの動物に気を使う姿が 本当に見ていて素晴らしいですね。

次に見る場所はクマエリアです。 クマのエリアも十年前は 狭いコンクリートの床に閉じ込められ、 前に少し水をまいていましたが、 今は広いスペースに放されているそうです。

広い広場で快適に休んでいるクマたちです。

反対側にはヒグマもいます。 でも、このやつ、横になって片脚を上げて お腹をぽりぽり掻いています。 横で見ていた子供が 『あんな風に横になって掻くの、完全にうちのお父さんだよね?』と.. 周りの人たちが一瞬で笑いも起きました。

その他にもカラカル、ヒョウなど さまざまな猛獣がいます。

全州動物園を一周して感じるのは、 過去には動物たちを単に人々に見せるために 狭い檻に閉じ込めて飼育されていたならば, 最近では、動物たちの性質を尊重し、 行動を多様化させるためにそれにふさわしいエリアを提供すると同時に、 動物たちを見る子供たちに対して 以下のように動物たちを理解できるように さまざまな情報を提供する場所に変わりました。

子供たちが動物についてよりよく理解できるように このような情報を提供している点も 全州動物園が以前に比べて大いに進化したと感じる点の一つでした。

このような記事を見て 子供たちが動物について よりよく理解することを願っています。

また、前述のように 動物のステレオタイプな行動を防ぐための 動物の行動豊かさに関する説明です。 最近では動物園でもこのような環境を提供するために お互いに努力しているそうです。 6つの部分からなる行動豊かさについて 一度調べてみるのも素敵な時間になるでしょう。

今日は10年ぶりに全州動物園を訪れて 過去の動物園の様子と比較しながら記事を書きました。 整理して見ると、確かに動物園が進化していると感じられて 本当に良かったですね。

それでは、次回は全州の他の場所を紹介する記事でお会いしましょう。さようなら~!

全州の別の観光地については、以下を参照してください。

全州の韓屋村に関する案内

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